誠の心~2人の少女~

ハッ、ハッ、ハッ・・・

(ヤバい、力の消耗が激しい・・・)

相手は妖怪だったので
由葵の力は華桜を振るう度に
吸収されていた。


ドクンッ

「ッ!!!!!」

(力の制御が難しい・・・)

由葵は生まれた時から
陰陽師の才能が
一族の中でもずば抜けて
優れていた。

その為、力の暴走を恐れた
氷上家の当時の長(由葵の祖父)が
由葵が幼い時に
その力を封印した。

だが、それだけでは足りず
由葵自身が力の制御を
しなければ、
由葵の力は暴走してしまう。

今の由葵には
その力を
自分の意識を保ったままで
コントロールするのは
難しい。

今の由葵が本来の力を
出してしまうことは
由葵の体にも
負担がかかるし
もしかしたら、
新撰組にも被害が
加わるかもしれない。

今、由葵は力の
コントロールが不安定な状態なため、
今は、とても危険な状態なのだ。