誠の心~2人の少女~

いきなりのことで
どうしていいのかわからず
由葵は顔を伏せた。

じゃあ、昔の私は
沖田さんに恋をしていたってこと?

私は、恋をしていいの・・・?

していいのならば・・・

「いきなりのことで何が何だか
 整理できてませんよね?」

「・・・。私は昔、沖田さんに恋をしていたってことですか?」

「はい。」

「じゃあ、私は・・・
 恋をしても、強くなれますか?」

「恋をしていたころの由葵さんは
 今よりも強かったですよ。」

「っ。
 沖田さん。ごめんなさい。」

由葵は、顔を手で覆った

「え!?」

「そして、好きです・・・。」

そして、泣いていた。
震える声で精一杯つぶやいた。


「由葵さん・・・。
 それ、本気で受け取っていいですか??」

「・・・」

「由葵さん・・・?」

「ダメって言ったら?」

由葵は沖田を見上げた

沖田は由葵を優しく抱いた