私は背中の激痛に気づいて
目を覚ました。

横には沖田さんが寝ていた・・・。

きれいな寝顔・・・。



ズキッ

「っぁ」

「ん?由葵さん。大丈夫ですか?」

「大丈夫です。」

って、近ああああ!!

「沖田さん近いです。」

「そりゃそうです。
 横に寝てるんですから☆」

そうじゃなああああい!!

なんで、横に寝てるの!?
しかも、なんで、腰に腕が回ってるの!?

なんか違和感あると思ったら
沖田さんの手じゃん!!

「由葵さん。背中の痛みはどうですか?」

すりすりと
沖田さんが背中をさすってくる。


「っ////」

は、恥ずかしい・・・。

ドキンッドキンッ

かああああ

「由葵さん、顔まっかですけど・・・
 もしかして・・・?」

「っ////
 なんですか!?」

本人は気づいていないが
由葵は涙目で
沖田を上目づかいで見上げた。

「っ/////」

(由葵さん。それは卑怯です・・・。)