誠の心~2人の少女~

沖田side

「土方さん!!由葵さんが!!」

「どうした!?」

「由葵さんが妖怪に襲われました。」

「まず、横にしろ。」

由葵さんをよこにした。

背中は真っ赤に染まっていた。

「由葵さん!!」

山崎さんが入ってきた。

「これはひどい・・・。
 着物脱がせます。襖を閉めてください。」

いわれるがままに僕は襖を閉めた。

そして、山崎さんが応急処置をしてくれて
由葵さんの背中には包帯が巻かれた。

「今日は応急処置程度や。
 ちゃんとした先生に診てもらうまで
 安静にしといたほうがええ。」

「分かりました。ありがとうがざいました。」


しばらくして実桜さんが入ってきた

「由葵っ!!」

由葵さんを見た瞬間真っ青だった顔が
もっと青くなって
ペタンと床にすわってしまった

「由葵・・・」

そして、顔を手で覆いながら
泣き出した。

「実桜・・・。」

土方さんが部屋に入ってきた。

「実桜さん・・・。どうやら
 実桜さんの勘はあたったみたいです・・・。」

「うっ、うっ・・・。
 沖田さん。由葵のこと守ってください。
 お願いします・・・。」

「大丈夫です。僕が必ず守ります。」

そのあと、実桜さんたちは部屋を出て行った。