「ふぁ~・・・
 よく寝た」


外を見ると、夕暮れから夜に変わりそうだった。

「やっと、起きたか」


声のするほうを見てみると、
先ほどの美形、土方が立っていた。

「みんなを読んでくるからちょっと待ってろ。」
そういって土方はでていった。

土方が出て行ったあと、実桜が部屋にやってきた。

「あ、由葵、起きたんだ。
 大丈夫?」

「あ、実桜」

「ん?どうしたの?」

「土方さんがみんなを呼んでくるから
 待ってろって・・・」