君を傷つけたのが僕だとしても・・・

伊織もびっくりしたのか
目をギュッとつぶっている。


伊織・・・


そして伊織はゆっくりと目を開ける・・・



「はっ！！」


伊織はびっくりしたように俺を見た。



伊織が目の前に・・・
少し近付けば唇が当ってしまいそうな
そんな距離・・・


抱きしめたい・・・


俺は急にそんな感情に駆られた。



伊織は俺の目をじっと見ている・・・



今なら・・・

抱きしめても・・・