君を傷つけたのが僕だとしても・・・

「これ、大将が悠次にって。」


伊織は店の残り物であろう
食べ物の紙袋を俺に差し出した。



「おおっ、サンキュ。」


「あっ、夕飯まだなん?
これ温めよか?」


「うん、頼むわ。」


伊織はニコッと微笑み、
袋からタッパに入ったおかずを取り出した。

それを電子レンジに入れ、
あたためを押す。



俺はそんな伊織をボーっと見ていた。