君を傷つけたのが僕だとしても・・・

「おい、なんでここ座るねん!!」


「いや、空いてるから。」


「はっ!? おまえ彼女おるやろ、
あっちの席行けや!!」


俺はいチラッと彼女を見て、
気を使ってそう言った。



「別にええよ。
なっ、ここでええやろ?」


「うん、私はここでいいよ。」


彼女はニコッと笑った。