君を傷つけたのが僕だとしても・・・

「確か・・・悠次くんの
先輩の・・・菅谷くんだっけ?」


「菅谷・・・さん・・・?」


「うん。 確かそう。
誘われてたわよ。」


「そう・・なんや・・・」


俺はガクッと椅子に腰を下ろした。



「悠次、そいつはええ奴なんか?」


「はい・・・ 頭はいいし
カッコイイし、
今はバリバリの営業マンです。」


「そうか・・・」