君を傷つけたのが僕だとしても・・・

そしてまた二人は唇を重ねた。


悠次はゆっくりと
伊織の抱きしめたまま
歩き始めた。


「んんっ!?」


キスをしながら
悠次が動き出したもんだから、
伊織はびっくりして
悠次の背中を軽く叩いた。


すると悠次は、伊織の体を
そっとベットの上に寝かせた。



「悠次・・・?」


伊織の上に覆いかぶさる悠次。