君を傷つけたのが僕だとしても・・・

「私、お揃いのモノが
ほしかってん。」


そう言って伊織が顔を上げると、


「んっ!?」


悠次は伊織にそっとキスをした。




「メリークリスマス。」


悠次は笑顔でそっと囁く。


「メリークリスマス。」


伊織も悠次見て囁く。


二人は額を寄せ合い、
幸せな笑みを浮かべた。