君を傷つけたのが僕だとしても・・・

「はい、そこまで!!!
伊織、ちょっと買い物行って来て。」


「えっ!?」


雅美さんが俺達の間に入り
争いを止めた。



「買うものこれに書いてるから。」


雅美さんはメモを伊織に渡した。




「早く行って、店開けるよ。」


「あっ、はい・・・」


「気をつけてな。」


「行って来ます。」


伊織は少し腑に落ちない顔を
しながら店を出て行った。