君を傷つけたのが僕だとしても・・・

「ううっ・・・」


サチはまた目から涙が溢れ、
そして居酒屋を飛び出して行った。


「サチちゃん!!」


「伊織、ほっとけ!!」


「悠次、
あんた・・・最低だよ。」


「はぁ!?」


伊織は悠次を睨みつけると
サチを追いかけ店を飛び出して行った。



「くそっ・・・」


なんやねん!!


伊織の奴・・・