チュン―チュンチュン――
「んっ…」
朝…か。
鳥の囀りで目を覚ました
私…、桜崎 紗希。
目を開けると見慣れない天井…
って、は…?
「どこ…ここ?」
驚いて、寝ていた布団から
上半身だけ起き上がると…
「いったァ…」
左肩に鋭い痛みが走った。
左肩にはさらしが巻いてあり
誰かが看病をしてくれたらしい
そうえば昨日…
浪士に襲われて怪我したんだっけ
その後…
桜を見たような…
見てないような…
思い出せない。
「はぁ…」
私は朝から重たいため息をついた
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