ボールをもらって
帰ろうとした時のことだった。

───ドサッ

「ん??」

何かが倒れる音がして
後ろを振り返った。

あっ!!
さっきボールくれた子が
倒れてる!!

慌てて女の子の元へ向かった。

「大丈夫ですか!?」

「夢!!夢ぇぇ!!」

「保健室に連れて行きますね」

「うん!!夢ぇ…」

倒れた女の子、夢ちゃん??を背負った。

軽っ!!

夢ちゃん、ご飯食べているのかなぁ…