「………ゅ…………め…」 うーん…… 「ゅ……めちゃん…」 眠い…… 「夢ちゃん!」 「!!!」 渡辺君が 起きていた。 「渡辺………君」 「ごめんね、 心配かけた?? もう大丈夫だから」 「本当に!? 良かった…」 「うん、だから 今から甲子園行ってくる」 ─────「わああ!!」 …夢かぁ。 「渡辺君………!!! いない……」 今日は…… 甲子園の決勝戦!!! 「大変……!!」