──稜がデッドボールを受けた

稜の次のバッターの金川がベンチに来て言ったことはとんでもないことだった。



「148km/hが胸に直撃。


かなりヤバい」


稜!!!

すぐに稜の下へ駆け寄った。

「稜!!!

大丈夫かよ!?


おい!!!!


夢ちゃん残して何やってんだよ!!!

目を覚ませ!!」