はつこい・いちご【短編】

ドームに入るときと、似たような感覚。


一歩、たった一歩進むだけで、
全く別の世界に入り込んだような。



楽器のハツラツとした演奏。

迫力あふれる太鼓のリズム。

洪水のような声援…。



そのどれもが、
私に独特の緊張感を与え、
それでいて、
私の背中を押してくれているみたいな
不思議な感覚に、陥った。