『なぁ、○○○。お前って奇跡って信じる?』

『いきなりどうしたの?ゆうちゃん』

『いや…俺がさ?いきなり死にそうになったりとかして…』

『例えが悪すぎるよ!!もう…そんなこと考えたくないよ…』

『あぁ、ごめんって…泣くな泣くな。
でも、お前は奇跡ってあると思う?』

『奇跡…一応信じてるけど、私はちょっとちがうなぁ…』


俺は、彼女の曇りのない瞳を見つめた。


『私は自分で道を切り開くの!!奇跡っていうあるかわからないのに頼るより、自分でなんとかしないとね!!』


そう元気に言った。
確かにその通りだよな…