「益ーっ!まだぁ?」 あたしは、朝から 益に電話をかけた 益は約束の時間から 大抵10分は遅刻する 案の定、今日もだ 「明花?おはよー。 俺んち来いよ」 寝起きの声の益の応答 仕方がないから あたしは、益の家に向かった