「雅ちゃん、愁なんかの言いなり何かにならなくていいんだからんねぇ〜」


「ですが…愁様とあの方は、僕の恩人ですから。」


「そっか!」


「雅早くしろ!あいつが家に一人で帰ったらどうすんだ。」


「はい。今すぐに。」


俺は、本郷 愁(ホンゴウ シュウ)
双龍会の1人目の龍…俺にはもう一人の龍の事がとても大切なんだ
俺の家は本郷組と言うヤクザの家柄だ…だから双龍会にはどこの奴らも手を出してこない


「愁様、車の用意ができました。」


「あぁ…今行く」


そろそろ…もう一人の龍を迎えに行くか…