炎の記憶~運命に翻弄される者

その瞬間、炎の記憶が槍に変わって守ってくれた。


槍をみてダークゾーンは驚いたように言った。


『神槍鬼を使える者がまだ居たか。探す手間がはぶけた。消えろ』


闇がその男を包みこみ、漆黒の剣を手に襲い掛かってきた。


槍を手にしたとき炎の記憶が頭にはいりこんできた。


タルティナ王子が神槍鬼でダークゾーンと闘っている記憶だ。