『よしっ!』


私は鏡の前で髪や格好を確認していた。


『夏美ー!秋斗くん来たわよー!!』


お母さんが一階からあたしのことを呼ぶ』


『はいはい!!今いくよ!』


あたしは勢いよく一階におり


『行ってきます!』


とお母さんに言って家をでた。

扉を開けるとあたしの彼氏

【浅川 秋斗】 (あさかわ あきと)

高校2年生

がいた。


『夏美!おはよう!』

『秋斗。おはよ。学校行こう。』


あたしの名前は

【上野 夏美】 (うえの なつみ)

高校2年生。 そんで秋斗と同じクラス。

あたしと秋斗はいわゆる“幼馴染”というやつだ。

あたしの家のすぐ隣には秋斗の家がある。

あたしの部屋の窓を空ければすぐ秋斗の部屋が見える。

窓で行き来ができるくらい近い。