私と不良と派手一色





少し涙を溜めた目でお兄ちゃんを見上げた。

私の顔を見た瞬間、苦笑いを見せたお兄ちゃん。


きっと、今の私は
とてつもなく不細工なのだろう…

ある意味酷いお兄ちゃん
まぁ、何時もの事だけど。



「…で、あの叫びは何だ?」

とお兄ちゃんが聞いてきたから
部屋の中を指差した。