『ん?』


優しい顔で覗き込んでくる。


「・・・・朝?」


詳しくは私自身もよく知らない。


『何で疑問系なのさ・・・・』


ふにゃりと笑いながらおでこをコツンと

あわせる瑠禾。


『う~ん・・・・熱いなぁ』


瑠禾の左手によって頭をがっしりと

押さえつけられているから、

動かせない。


『瑠禾・・・・お前、何分

かけてんだ・・・って莉麻?』


ドアから顔を覗かせたのはエプロン姿の

凛クン。