「凛君っ!どうしたの?」
「あのさ・・・」
勇気を出して、真っ直ぐな気持ちを
「ずっと前から好きだ!!俺と付き合ってくれっ!」
―ぶつけた。
いえて心がスッキリした。
お前に届いただろうかこの気持ち?
ベタなセリフだったと思う。
だけど、俺の本当の気持ち。
居心地の悪い沈黙。
返事はない。
「へへっ。急に告われても困るよな・・・。ごめん。」
フラれてしまった。
無理だったんだ。
でも後悔はしてない。
けど、俺の恋は終わった。
「違うっ!」
―えっ。