川崎さんからだった…。



「授業中にメール？」




そう言って、ケータイを覗き込んで来た。





「ちょっと、勝手に見ないでください」




その言葉は遅くって、




「あんた、いじめられてんの？」



そう言われた。




無言のまま、ただ下をみつめていたら




〜♪



[ちくってんじゃねーよ]






今度は三浦さんからだ…。

またそのメールを読んだ河西君は
「へえ。そうなんだ。」



言って、目線を教科書にうつした。