「今日は1人で帰るか…」 あたしはポツリと呟いて、学校を出た。 たぶん、今のあたしはすごい状態なんだろうな… ユラユラとあたしは重い足を一歩一歩踏み入れて、着いた先は… 何故か彰良の家だった。 あたしは自分でもびっくりした。 さっきまで彰良の事なんて頭の片隅だったのに、なんで…!? 「真愛??」 その声は後ろから聞こえた。