雨をあびるアジサイ



「どうでしょう」


「えっ?」


「お気に召しましたでしょうか?お姫様」


茶化すように、安い芝居がかった声色でたずねると、


「あなたにしてはいいチョイスするじゃない。どの花も色鮮やかだこと」