「別れて離れたわけじゃないんだから」 「うん」 「私、そんなふうに愛せる樹だから、きっと惹かれたんだと思うの。心が不安定だったから、つい優しさにかたむいたわけじゃないよ」 いつもの優しさで、亜紀ごと包んでくれる美里。