雨をあびるアジサイ



言葉に反応して、涙で少し腫れた顔を上げたのは、美里だ。




「樹……ど、どうして!?」




答えず、ぼくはとなりに座った。


背中とお尻がじんわりと濡れてくるのがわかる。