『……だろうな。あの火事で悲劇が二度も起きたんだから、平気じゃいられんだろう……』 悲劇が二度? いわれてみると、たしかにその通りだ。 亜紀を亡くした一度目の悲劇。 そして、美里が関係者だと知った二度目の悲劇。 ――いや。 「三度の悲劇だよ……」