またも、沈黙がおとずれた。 今度は、このまま永遠に続くのではないかというほどの長い静寂。 その間、あふれる涙の感情の出所を探した。 悲しいのか。 驚いたのか。 怒っているのか。 自分でもさっぱり見当がつかなかった。 ただ、どうしてこんなことになるのか……それだけがずっと疑問だった。