ひと夏の出来事

「俺、彼女いるから」

そう…だったんだ

雅樹くんのこと知ってるつもりだったのに
結局何一つ分かっちゃいなかった

その上、私は雅樹くんを傷つけることしか出来なかった

ごめんなさい…

私は最低な女です

雅樹くんはもういなかった