今宵もおとぎはぼやいてる

おとぎと小さい子2


「…ぁ、お、とぎっ」

『…ん?あぁー、○○じゃねぇか。久しぶりだな』

「…うわぁあああん」『ぇあぁあぁぁ??!』

「びえー」

『…な、何だ?どうした、誰かに虐められたか。そいつの居所もしくは名前を教えればもれなくデリバリfightingおとぎさんが出動、』

「おとぎがぁぁ」

『まさかの俺フラグ。え、何。僕何かした?』
「おと、おと、おとぎが」

『おとおとおとぎさんが?』

「貞子さんに食べられちゃうぅぅ」


『……………………………………、貞子さん口おっきいね』

「おとぎ逃げなきゃぁ、貞子さんがぁぁ」

『…あー、うん。その貞子さんってもしかして色白で黒髪ロングで井戸の底からコンニチハしてるお姉さん?』

「っく、映画の人っ。怖いやつ…」

『(ビンゴか。しかし何でまた…)…ん?』

「……?」

『…あ。熱あるな。』

「…ん。風邪っみたい、てッ、保健室で寝てたら、貞子さん、がッ」

『…あぁーうん。(私が貞子さんに喰われる夢を見たと。)嫌な夢見てうなされたんだな。熱あると悪夢見やすいからねぇ。』

「おとぎー、逃げなきゃぁ」

『…まぁ僕を心配してくれたんだな。有難う』

「おとぎ、死んじゃうの?」

『は?死なない死なない。人間は呆気なくもあるけど、結構しぶとくて図太いから。まぁ、もし貞子さんに会ったら…、』

「…会ったら?」

『……ショートカットにイメチェンさせてみせるさ』

「じゃあおとぎ死なない?食べられない?」

『ん。おとぎさんは中々あざといからね。だからホラ、泣くな』

「…ん」

『よし。家まで送っちゃる』


病気の時って、変な夢見ますよね。

因みに近くにいたお爺さんに超温かい目で見られてました。