『それにただ捕まえるだけやったら今を逃すはずないやん。目の前にいるのに。そうやろ。みんな。』


『きゃぽーの言う通りだよ。怪盗レッカ。本心を聞かせてくれ。』


ポッコラ監督が怪盗レッカを睨みつける


『ハハハ…当たり前だよ、諸君。私は君達が解けない謎を考え、君達が悩み苦しんでいるのを見て楽しんでいるのだから。楽した所で何にも面白くないさ。』


『じゃ何故こんなことを?』


『ブルータスが飲まなかった亘理のココアを飲んだからさ。想い合う二人を何とかしてやりたいなんて柄にもないことを思ってしまった。』


『レッカは本当は優しい人だから。ドラゴン警部とユシャ・チャンそしてブルータスとアオチュリーナを何とかしたかったんじゃないかしら。』


レッカをうっとりと見つめながらneji姫が言った