わかったような、わからないような。 アイドルでいることに疲れたのか、そもそも芸能活動を止めるのか、それはどうしてなのか。 しかし不思議なことに、一番思い悩んで一番傷付いていることを予想していた恋宵は、ただ淡々と乃恵のことを語るだけで、少しもそんな素振りを見せないのだ。 「やりたいことをやるんだって、言ってたにょろ。乃恵ちゃんが好きで選んだんなら、あたしは応援するにゃ」 友達だからね、と言った恋宵の笑顔に、少し驚いた。