『気をつかっていない?』 「めっちゃつかってるよ。心だって落ち着かない」 『だったら――』 「つかうさ」 ぼくは、彼女の文字をさえぎるようにいった。 「生まれて初めてできた恋人が今、ぼくの部屋にいるんだから」