。● その後、これまた事前に用意しておいたペアリングをわたし、それぞれの薬指にはめた。 こんなふうにして、おたがいの時間をやりくりしてようやく作った、 「1泊2日のスケジュール」 は、空気の読めない無神経な人の気持ちが乗り移った時計のように、無神経にカチカチと進んでいった。 夜が更けても話は尽きず、ぼくは声、涼子は文字で会話を交わした。 が、時間がすぎるにつれ、彼女の表情が沈んでいった。