ぼくは、お昼は京都名物の湯葉を食べられる、ちょっとした懐石に行こうと思っていた。 けれど、彼女が、 『誕生日だけど、会えた記念日でもあるから。私が手料理を作ってあげる』 というので、デパートで買い物を済ませて、家の最寄り駅でおりた。