辺りが強い光りに包まれ私は目を強くつぶった。


それでも瞼越しに感じる光りはとても強かった。



光りを感じなくなり、そっと目を開けてみるけど
強すぎた光りのせいか視界がはっきりするのに暫く時間が必要だった。



「…な、何?何処?」



真っ白な空間。

何もなくて何も聞こえない。
静か過ぎて耳がキーンとしそうな程。



ただあるのは目の前に列んだ3つの扉だけ。