「チッ」バンッ! ルシフィの舌打ちがはやいか、ベリエルが打ったのがはやいか。 だが、これも避けられた。 「次は俺」 天狗は裾から羽団扇を取り出し、ニヤッと笑った。 一振りすると、風・・・いや竜巻ができ2人を飛ばした。 「うわっ!」 木に打ち付けられ、背中を強打した2人。 「もう、終わり?楽しもうよぉ~」 天愁は羽団扇を取り出し、手の平に小さな竜巻をつくり遊んでいる。