「そう簡単には捕まらないよん♪」 一瞬動いたかと思えば、既に縄がとかれ、自由の身。 「一筋縄ではいかないかぁ」 「俺の名前は天愁(てんしゅう)見ての通り、天狗さ!」 生き生きとしているこの天狗。 見ていて、イラッとくる。 ルシフィが太股から、一丁だけ銃を取り出し、天狗に向けて打つ。 「うわっ!」 びっくりしているもの、しっかりと避けている。