悲劇はそれだけではなく、今の衝撃でテントが倒れてきた。 ルシフィはすぐに察知し、頭をさすっている。 男を突き飛ばし、テントを出た。 そして無事脱出。 が、3人はテントの中。 そのうち2人は夢の中。 もちろんテントの下敷きとなった。 ルシフィは崩れているテントの上から指でバツを描き、呪文を唱えた。 「縛中者(ばっちゅうしゃ)」 すると、バツを描いた場所から縄が出て、テントを縛った。