「いや~相変わらずデカいし古いね」 強風のせいでとれてしまったピン止めをもう一度つける。 「ほんとにデカいし、古いし!さぁ、入るわよ」 大きな門がゆっくりと開く。 まっすぐ石で出来た道が建物まで導いている。 左右には綺麗に砂利が管理されている。 何度もいうが、これぞ日本風のお屋敷だ。