可愛い可愛いうさぎサンには嘘があるッッ?!


『分かる??
陽だまりのようにぽかぽかしてる
向日葵のような子』


ふふっ―と笑って今度は、
小学生(訂正:高校生)の
ほっぺに触れる良祐。


『・・・?陽だまり・・・』

『そぅ。陽だまり』

『・・・ん~・・・
分かんねぇや』

『だろうね・・・』


何が楽しいのかふわふわ笑ってる
良祐。


「んっ・・・・」


良祐に触れられているとこが、
こしょぐったいのか身を縮める
高校生。


『・・・俺も、眠くなってきた』

『チナツも寝る??』

『ん~・・・いい』

『そぅ??』

『尚がお茶淹れてるんなら、寝ない』

そぅ言うと芝生の近くにある
テーブルの側のイスに腰掛けた。

―SIDE チナツEND―