「ここはアステラン王国の街のはずれにあるしわくちゃばあさんのお家だよ」
イッヒッヒと笑いながらも教えてくれた。
・・・アステラン王国・・・聞いたことがない。
「あの、この国は日本の近くにあるんですか?アステラン王国というのは聞いたことがないですけど・・・」
私の言葉にいまいちピンとこないのか
首をぐっと傾けて考えている。
「日本・・・?どこだかわからないねぇ・・・」
それより・・・
おばあさんの視線は私の横にあった。
私も横に顔を向けてみた。
「夢じゃ・・・なかったんだ・・・」
黒い翼があった。
