翼を見てからしばらくした頃には 足は地についていた。 はっきりした意識がなく、 ただ足が向いている方向へ歩いているだけだった。 ドサッ――…‥ 足が木の根っこに引っ掛かった。 突然のことだったが、 特に驚きもせず、力なく倒れた。 立ち上がる気も起こらなかった。