それでも真相を暴かない限り、遊園地は再開出来ない。
恐怖を押し殺し、一歩、また一歩と内部に進んでいくおんこ。
曲がり角を曲がり、ゆっくりと進んでいった時だった。
「…っ…」
自分以外の足音が聞こえてきた事に、おんこは身を竦ませる。
軽い足音。
恐らくはおんこと同じ女子生徒だ。
足元を確かめるような緩慢な歩調。
ジリジリと距離を詰められるような、不安を煽る足音…。
恐怖を押し殺し、一歩、また一歩と内部に進んでいくおんこ。
曲がり角を曲がり、ゆっくりと進んでいった時だった。
「…っ…」
自分以外の足音が聞こえてきた事に、おんこは身を竦ませる。
軽い足音。
恐らくはおんこと同じ女子生徒だ。
足元を確かめるような緩慢な歩調。
ジリジリと距離を詰められるような、不安を煽る足音…。


