天神学園高等部の奇怪な面々Ⅵ

「いいかね観覧車は恋人達にとって密室なのだよ二人きりになって人目を憚らずイチャイチャバカップル丸出しでいかがわしい行為に及べる合法的な場所なのだよ目的を果たす為には最低30分は欲しい所だというのにたった10分ではチューが精一杯ではないか色々18禁な行為に及ぶにはせめて2時間はないと困るな我も風紀委員の職務が終わったら風邪で弱って寝込んでいるのをいい事に龍娘先生をこの観覧車に連れ込んでああもこうも(以下略)」

まさに欲望の化身!

どうしてこんな人が風紀委員長を務められるのか。

一度学園上層部を査察したい気分である。

「何だその目は別に龍娘先生を連れ込んで変な事しようとか思ってるんじゃないんだからねっ彼女を狭い密室に連れ込んで派手な動きを取れないようにしてこちらの有利を確保した上で弱り切った龍娘先生を押し倒して馬乗りになってウヘヘヘヘへ…」

「あーはいはいっ…」

龍娘の純潔の為にも、観覧車のスピードはこのままでいようと決めるおんこだった。